Aug132017

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「美人画」は語る / Bijingaha Kataru

愛媛県美術館で現在開催中の『「美人画」は語る』展の広報物をデザインさせて頂きました。
この展示は、うつろう四季、みえない音、小さな装い(または粧い)の変化など一瞬絵の中で気づきづらい部分に着目し「美しさとは何か」という普遍的な問いに迫る内容になっています。

個人的に面白いと思ったのは、美人画と言ってもいろんなタッチがあること。いかにも日本画というものから劇画調のもの、あっさりしてるもの、意外にもおどろおどろしいものもあったりして多種多様です。中でもお気に入りは、村上華岳の「屋形船の図」に出てくる女性。(写真最後)なんともやわらかくかわいらしい絵柄です。

まだ夏休みの行き先が決まってない方は松山までフラッと愛媛県美術館の展覧会にいかがでしょうか? 松山には、道後温泉、松山城、じゃこ天など展示以外にも楽しいものが満載です。
愛媛は遠いようで、実は東京からジェットスターで片道1万円を切るくらいで(ハイシーズンでなければ)わずか1〜2時間で行けてしまいます。

それにしても、この仕事はうれしかったです。
というのは、実は私、ほんとのほんとのことを言うと愛媛出身なのです。松山で生まれて2歳くらいまで住んでいました。(生まれが愛媛で育ちが福岡と言うとややこしいので普段は福岡出身と名乗ってます)
そういうこともあり、自分にとって松山は遠い故郷のように思えて仕事の依頼があった時は気持ちが盛り上がりました。松山には大人になって何度か行ったことがあります。住んでいた頃の記憶はほぼないはずなのにどこか懐かしい居心地の良さがありました。

松山、いいところです。ちょっとした旅行に是非。

I designed PR tools for an Exhibition titled “Bijingaha Kataru ”(literally means Japanese beautiful person pictures tells us) which takes place at The museum of art, Ehime. This show approaches a universal question “what is beauty?” with focusing on subtle parts of exhibited pictures such as change of the four seasons, invisible sound, alterations of makeup and costumes. I expect that the exhibition shows us a new aspect of Bijinga.