『CAFAA賞2020-2021』の広報物を担当しました。
「次世代の才能あるアーティストを選抜し、国際的に活躍するきっかけを提供することを目的」としたアートアワード。
今回はAKI INOMATAさん、金沢 寿美さん、田口 行弘さんの3名が選ばれ、グランプリをめぐって個展を行います。
★緊急事態により予定が変更され 、6/1(火)から3作家がリレー方式で行うことになりましたのでご注意を。第一弾はAKI INOMATAさんの展示となります。
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●会期:
6/1(火)-6/14(月) AKI INOMATA 「彫刻のつくりかた」
6/18(金)-7/1(木) 田口 行弘 「Livescape」
7/10(土)-7/23(金) 金沢 寿美 「新聞紙のドローイング」
※会期中無休 11時-19時
●会場:六本木ピラミデ4階 現代芸術振興財団 事務局
https://gendai-art.org/cafaa3/
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AKI INOMATAさんは、ビーバーが木を齧ってできた彫刻(らしきもの)に着目し、それを彫刻とみなすのは人間か、はたまた堅い木の節などをビーバーがよけて齧ったのだとしたら、そのフォルムに彫らせたのは木自身か、など行為の主体を問うような作品です。
最近、人間と人間ならざるものについて考えたりしてたので、その関心ともつながってとても惹かれるものがありました。
チラシはインスタのストーリーズをモチーフにデザインしました。
縦長の画角に軽やかにビジュアルがつくられ、24時間で消えていくさまが、新しい物語の受容の仕方のように思えて魅力的だなと。
仕上がりは、デジタルなものが物質化したような不思議な感覚にさせられる面白いものになりました。